『命が一番大事』
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長男がお腹にいる時、たしか妊娠9ヶ月の時、先生に逢いに行った。
とても不思議な事が起きました。
先生の姿を見た途端、お腹が2倍くらいに膨れ上がり苦しくなりました。
私は訳がわからず、なんだか怖かったし苦しいしで、退席して会場の外へ出て深呼吸を繰り返していました。
あるママさんが私に話しかけてくれて、
「先生に逢うと赤ちゃんが喜ぶから大暴れしちゃうんだよね、お母さんは大変なんだけどね。」
って教えてくれました。
お腹もかなり落ち着いて楽になって来て動けそうだし、赤ちゃんが喜ぶんなら早く戻りたいと思ってまた会場に入りました。
会場に入るなり先生が、優しく
「あっ、赤ちゃん戻って来た。」
と仰いました。
「えっ?私の事?」
と私がキョトンとしていると、先生はもう一度
「赤ちゃん戻って来た。」
と仰り、続けて
「良い子が産まれるよ〜。」
「良い子が産まれるよ〜。」
と繰り返し仰いました。
私は感激して号泣してしまいました。
先生は、
「『命が一番大事。命が一番大事。』
と言って育てたら、全て上手く行く。」
と教えて下さいました。
サティア・サイババが亡くなった頃の話です。
あと、先生は
先生が手術を受けられた時の話をされ、私の方をご覧になりながら
「手術室から手を拝んで出て来ました。
拝んで出て来たのは私ぐらいですね。」
と、少しお茶目に笑いながら仰いました。
謎に負けず嫌いな私は、
「私もやりたい!手術受けたい!手術受ける機会あるかなぁ。」
と思いました。
その長男が帝王切開になりました。
私は、帝王切開で産むのはすごく嫌だったけど、先生のお話を思い出して、
「あぁ、もしかしたら私は帝王切開で産むのが決まっていたのかなぁ。だから先生はああいうお話をして下さったのかな。。」
「こうなったら、絶対オペ室から出て来る時には拝みながら出て来るぞ!」
と心に決めてオペ室に入り、それを実行しました。
私の誕生日は9/7なのですが、嫌な手術であっても長男の誕生日が私の好きな7日になるという事と、オペ室から拝んで出て来るチャンスが出来た事は、嬉しかったです。
約1ヶ月早い5/7に産まれて来てくれた長男は、とても大人しくて、肌が透き通っていて光っているような赤ちゃんでした。
ちなみに入院した病室は「707号室」でとても幸せでした。
その頃は、
「命が一番大事。命が一番大事。」
と、あやす事が多かったです。
ですが、いつの間にか私の頭の中での比重はとても現実的なものになってしまっていて、その尊い言葉を思い出す事はめっきり減ってしまいました。
ここ近年は、ずっと長男の事で悩んでばかりで、ますますその尊い言葉を思い出す機会はありませんでした。
悩む度に
「先生は『良い子が産まれるよ〜。』と仰っていたのにどうして…?(T ^ T)」
のような気持ちでいました。
最近、いろいろな事を続けたりして行く中で、思い知らされるのは先生の素晴らしさ…。
何とかして先生の所に帰れるようになりたいと願うようになりました。
少しずつ唱和が出来るようになったり、その度に先生の教えを思い出すようになって来ました。
そんな中で、
「『命が一番大事。命が一番大事。』
と言って育てたら、全て上手く行く。」
というお話を思い出し、私はいつからすっかりそれを忘れてしまっていたのだろう。
と深く反省しました。
そしてつい先日それを長男に話したところ、長男の目が輝きました。
それから長男は、何かにつけてそれを言うようになりました。
私に身をもって命の大切さを教える為に、来てくれたのかなと思いました。
子ども達に感謝です。